イタリア ミラノのガッレリエ ディタリア美術館をご紹介


ガッレリエ ディタリア美術館

ミラノの大聖堂、ドゥオモ正面をみて左側にあるビットリオ エマニュエル 2世アーケードを抜けて、人通りがすくなければ徒歩2分。スカラ座広場に位置するのがガッレリエ ディタリア美術館です。

ドゥオモからアーケードを抜けて正面にみえる美術館のファサードは、もしかすると世界中で有名な、オペラの殿堂、スカラ座より目立つかもしれません。

 

ガッレリエ ディタリア美術館の歴史と特徴

美術館の正面入り口のあるスカラ座広場に面した建物は、元イタリア商業銀行で、1900年初めの、建築家ルーカ ベルトラーミによるものです。

実はガッレリエ ディタリア美術館は、その建物1つだけではなく、その後ろのブレンターニ邸アングイッソーラ邸、合計3つの建物から構成されています。(スカラ座の前の、トラムの走るマンゾーニ通りを歩いてみると、それを実際に目で確認できます。)

展示されている作品は、カリプロ財団とインテーザ サンパオロのコレクション(どちらも銀行だから、持っているものがすごい!)で、2011年元イタリア商業銀行以外の2つの建物でオープンし、2012年に現在の3つの建物の形になりました。

カノーヴァの特別展時の写真ですが、銀行だった雰囲気が残っています。

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スカラ座広場から入る、元イタリア商業銀行には1900年代の作品と、特別展が入っていますが、建物自体も楽しみたい方は、チケットを購入したらすぐに作品鑑賞にすすまず、ぜひ地下のクロークに行ってください。

「これって金庫?」

というのがちらっとのぞけます。

お手洗いもあるので、鑑賞前に地下に行くのはほぼマスト(笑)

元イタリア商業銀行内はけっこう広く、いくつかの部屋に分かれていますが、1900年代半ばのイタリア、特にミラノとローマの芸術運動に特化された展示になっています。

元イタリア商業銀行内の様子

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ノヴェチェント美術館にも作品が展示されている、フォンターナ、ブッリなど、コンテンポラリーアート好きな人には興味深い作品を楽しめますが、コンテンポラリーアートのみを鑑賞されたい場合はノヴェチェント美術館のほうが私的にはおすすめ。

特別展もこの元イタリア商業銀行の建物で展示されますが、ここの特別展はいつもすごく興味深いテーマなので、私はそちらを主に鑑賞することが多いです。

それと、やっぱり部屋自体が魅力的で、作品そっちのけで、そちらを見てしまう傾向が(笑)

写真を見てもらうだけで納得していただけるとは思います。

 

ガッレリエ ディタリア美術館でのおすすめ

元イタリア商業銀行の建物の次は、元ブレンターニ、アングイッソーラ邸なんですが、特に私のおすすめは、アングイッソーラ邸!

もうね、素晴らしいの一言に尽きます。

2011年に元イタリア商業銀行の建物なしでオープンしたときは、アングイッソーラ邸が入り口で、「カノーヴァからボッチョーニ」というキャッチコピーだったんです。

そう、カノーヴァとボッチョーニの作品は、元アングイッソーラ邸に展示されています。

アントニオ カノーヴァ  Danza dei figli di Alcinoo(石膏)

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初めて見た時の感動は忘れられません!

平面でこれだけ立体感とリズム感を出せるなんて、天才としか言いようがないし、間近で鑑賞できること、そして展示されている部屋の床と天井の素晴らしさ‼

正面からだけでなく、横から鑑賞すると、いかに平面で立体感を出しているのかが実感できて、さらに感動です!

各部屋の床も天井も、それを仕切る扉も本当に素晴らしいし、スタッフも素晴らしいので、本当に居心地最高‼

 

展示室の様子

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展示物がなくて、この建物自体の床や天井の説明だけでも、私だったら(おそらくみんな)確実に大満足してしまうんじゃないかという素晴らしさ。

そんな素晴らしい場所に展示されている素晴らしい作品の数々。

天井の拡大写真なども展示していいんじゃないかなと思うほど、各部屋が素晴らしすぎます。だってみんな違うんだもん!

 

天井や床に関する説明書きはありませんが、もしあったとしたら、ここから出られなくなっちゃうから、なくてよかったのかも。というぐらい素晴らしいです‼

 

そして、ブレラ絵画館でも有名な作品があったハイエツ。

私の中では肖像画家というイメージがあったのですが、この作品をみて、イメージが変わったし、ハイエツの素晴らしさを認識することができました。

二人のフォスカリ

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この作品はヴェネツィアを描いていますが、ヴェネツィアに行ったことがあれば、なんとなくわかると思います。

二人のフォスカリというのは、父のフォスカリと息子のフォスカリで、この作品を見るだけでも、劇的シーンがわかるし、悲劇なんだろうということが想像できますが

実はこの悲劇、ジュゼッペ ヴェルディがオペラにしています。

 

芸術って広い視野でとらえたら、みんなつながっているんですよね。

歴史背景を知ったら、もっと理解が深まるというのを私に再認識させてくれた作品です。

 

ボッチョーニも必見

ガッレリエ ディタリアのオープン時のキャッチコピーが「カノーヴァからボッチョーニ」だったぐらいなので、ボッチョーニの作品も見逃せません。

私はノヴェチェント美術館にある彼の作品よりも、ここの作品のほうが好きです。

貸出中でした!

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ガッレリエ ディタリアには彼の絵画が展示されていますが、彼の育った環境がわかる作品ばかりなので、個人的に、ノヴェチェント美術館よりこちらのほうが好みです。

両方見ているから言えることですが、こちらのほうがより落ち着いて鑑賞できるという点も大きいですね。

他にも素晴らしい作品が目白押しなので、何度言っても飽きない美術館だと思うし、私が個人的に、今、一番ミラノの美術館のなかで好きな場所です。

 

その他のおすすめ

カフェとレストランがあるのですが、こちらは美術館の入場料を支払わなくても行けるようになっているので、私もサクッとコーヒーを飲んだりするときにお邪魔しています。

スカラ座広場とマンゾーニ通りの角がカフェの入り口。

カフェとレストラン入り口

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AIMO E NADIA という有名レストランの名前がVOCEという店名の下に描かれています。

私自身はカフェでコーヒーを飲んだり、ランチでサクッとレストランではなくカフェでパニーノを食べだけで、今の形のレストランになってから食事をしていないので、レストランの感想は控えますが、さくっとコーヒーをバーカウンターで飲むのはオススメ!

ランチタイムにバールで座ってパニーノを食べるのも、ミラノのこの地域だったらコスパ的にOKです。

 


清潔感があるし、インテリアの雰囲気も私の好みなので、けっこうさくっとカウンターでエスプレッソの時には利用させていただいてます。

 

まとめ

個人的に本当に好きな美術館です。ミラノで一番好きな美術館と聞かれてら、ガッレリエ ディタリアっていうかもしれないぐらい好きなんです。

ここで有名人を見たこともあります。

私は絶対見るべき美術館と言いたいぐらい、大好きです。

 

ガッレリエ ディタリア美術館詳細

名称:Gallerie d’Italia
住所:Piazza della Scala, 6, 20121 Milano MI, イタリア
電話:+39800167619
WEB:http://www.gallerieditalia.com/it/
営業:9時30分~19時30分(月曜日休館)

 

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